読売新聞 6月5日付 記事より抜粋です。
所有者が売却などでの登録を抹消した件数は432件で、そのうち解体によるものは167件に上っています。近畿地区でも、5年間で15件が解体撤去されました。
ヘリテージマネージャーの制度などはありますが、日本では、保存活用の制度が不十分だという指摘が記事にあります。
行政の制度も必要ですが、古民家としての価値を官民共同で認め、規制を緩和して利活用することを模索していかなければならない、と思います。
空き家問題もありますが、国が貴重な建物だと認めたものが、どんどん解体されていくことは、制度・在り方として不備があると思います。