新築の着工数は60万戸は切っておらず、また、既存住宅の流通戸数についてはおよそ16万戸です。

現在の大工就業者数はおよそ37万人であり、減少化が進み、新築の90%以上がプレカットでの住宅建設です。

現状の就労数を検討すると、年間で一人が新築と中古住宅を合わせて、二軒の工事を請け負っています。流通戸数なので、大規模なリフォームだと思われます(ただし、プレカットでは大規模なリフォームは対応できないという問題があります。)。

他にも軽微なメンテナンス工事などが考えられるので、現状の建築業界として、この体制で目一杯で、なかなか空き家の解消に至らないことが推測できます。

地域で、大工就業者以外の手で、リフォームできる(住まいに携わることを地域でシェアするイメージなのですが)視点で考えないといけなくなっているのではないでしょうか?

この、地域でのシェアのイメージは、アフターコロナで、とんでもなく大きな動きになってくるような気がしています・・・。