当協会事業者会員である(株)長井工務店の工事の様子です。

ずっと蔵の改修工事を行っています。外部で、密閉空間になるわけではないので、「三蜜」にはならずに工事が何とかできています。

今、水回りのリフォームが設備関係の影響で、もどかしい状況になっています。

また、コロナ禍でマンションリフォームなどの密接な空間のリフォームでの工事ができないと思います。

建築業者でも、工事の業態によって、リフォーム専門業者のように、まるで仕事ができない場合もあるかと思います。

新築工事では、打合せにはコロナ禍の対策の上での打合せはもちろん必要になりますが、密閉空間になるには、工期の終了近くまでかかるので、新築工事の可能性は残されていますが、打合せに向かうまでの集客をどうするか、が問題になると思います。

過度な振り幅で、「家は買うものだ」、という新築偏重が助長されなければいいのですが・・・。

蔵の改修工事で、外部足場が外れ、外観が現れました。

三蜜にならずに、工事は無事に進んでいます。

今は、二か所の入口を開放しながらの、内部の木工事です。

他にも外構工事を二か所で、玄関を開放しながらのリフォーム工事を一か所、また、外部の左官工事、屋根工事と、この時期に解放された空間で工事を行えていることはありがたいことです。

蔵の改修工事で、蔵の建具と階段を再利用しています。

今まで、古材の利用では、施主の支給での建具を調整して活用する場合がありました。手刻みでの大工職人ならではの仕事です(大工さんは大変でしょうが。)。

既製品の建具とはちがい、調整をつづけながら、建具は長持ちしていきます。